小倉沙耶のやわやわ日和
鉄道アーティスト小倉沙耶の、マイペースな鉄生活ブログ。
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小倉沙耶/こくらさや

Author:小倉沙耶/こくらさや
鉄道アーティスト・都市交通政策技術者・ブライダルトレインMC/プランナーの小倉沙耶です。
デビューしていつの間にやら12年。話す仕事や書く仕事など「鉄道に関わる全ての人がいつも笑顔でいられるお手伝い」をモットーに、鉄道に関わる様々な活動をしています。
どうぞよろしくお願いします。
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九七式軽貨車
先日のブログにも少し書きましたが、阪堺電気軌道さんの我孫子道車両区には、日本陸軍鉄道連隊の車両である『九七式軽貨車』が残されています。



この貨車は、車軸につけられたボルトを調整することにより、線路幅に応じ車輪幅を変えることが可能で、東南アジアで多く利用されていた1000mm軌間、いわゆる「メーターゲージ」から、旧ソビエト連邦で用いられた1524mm(5フィート)軌間まで改軌することができます。



写真は車軸部分です。
車輪を締結するスペーサーがつけられている状態なので少し分かりにくいですが、各々のボルトが「三六軌間」(JR在来線を中心に用いられている軌間幅。1067mm)や標準軌(1435mm)など、主な軌道幅に合わせられています。
戦時中において武装した兵員を乗せたほか、海外での鉄道敷設時にレール等を運びました。
戦後はその使い勝手の良さから、鉄道会社に払い下げられた車両もあり、今でも稀に見かけることがあります。

阪堺さんで見かけた車両も、鉄道連隊からの払い下げ品の一つ...であるかどうかは、実はちょっと分からないところ。
というのも、九七式軽貨車は様々な会社で作られており、この車両は「梅鉢車両」製ではないかという仮説が立てられるからです。

製造銘板がついていないので、あくまでも仮説なのですが...
梅鉢車両株式会社は、明治時代に創立された個人工場「梅鉢鉄工所」が発端。
鉄道省の客車指定工場となり、路面電車や客車といった鉄道車両を手がけるようになりました。
九七式軽貨車も、手がけた車両の中の一つです。
工場があったのは阪堺線・高須神社駅の近くだったのですが、昭和14年に京成電気軌道(現・京成電鉄)傘下となり、翌年に工場を鳳に移転、さらにその翌年には帝国車両工業株式会社と改称しました。
ひょっとして移転のゴタゴタの中で、阪堺さんが九七式軽貨車を梅鉢車両側から譲り受ける機会があったのではないか...製造銘板がついていない(取り付けられなかった?)のは、それと関係あるのでは...
そんなことを考えると、ワクワクして眠れません(^^)
現存する九七式軽貨車の中にも、製造銘板がついていないものがありますので、想像を膨らましている部分はあるのですが(^-^;;;)
詳しいことをご存知の方がいらっしゃいましたら、是非ご教示ください☆

何にせよ、ロマン心をくすぐる貨車が、阪堺さんに現存するのは事実です。
そして、製造するのが難しいとされていたダイヤモンドクロッシング分岐器を日本で初めて製造したのが、梅鉢車両であったことも事実だそうです。
まさに『鉄の町・堺』の底力ですね♪


.......と、『堺市Twitterサミット』で話をしようかと思い、ちょっと深くなってしまうので止めた内容をまとめてみました♪

この記事に対するコメント

フリーゲージ・トレインのご先祖様、みたいに思っても良いのかしらり?
【2011/07/04 22:39】 URL | たけぴ #LbYl9WXI [ 編集]


さすがサヤさん。
【2011/07/04 23:06】 URL | sleepcherry #- [ 編集]

コレ凄い便利なんだよねぇ!
と熱く語りながら、作業着姿で軽貨車をなんなく扱ってしまう小倉さんを妄想してしまいました(笑)。・・・違和感無い(^^;。

>詳しいことをご存知の方
検索してみましたが、チラホラと関連記事がありますね。ですが、ハッキリとした明確な情報は無いなぁ・・・。また、さらに探せばあるかも!?

>ワクワクして眠れません(^^)
この辺りが、小倉さんって感じで(^-^)。自分の場合、貨物鉄道博物館、豊橋鉄道市内線で軽貨車らしき物を写真に収めましたが、帰りの新幹線では爆睡でした(笑)。

>ちょっと深くなってしまうので
うーん・・・(^^;。かなり深いと思うのは私だけでしょうか?「世界一受けたい授業」に場所を変えてみたりして(笑)。科目は「軽貨物」で、「小倉沙耶」先生の授業の単位は必須とか(笑)。

>阪堺さんに現存するのは事実
阪堺さんには、そういう楽しみ方もあるのですね。それも踏まえて、また乗りに行くこととしましょう(^-^)。
【2011/07/06 02:14】 URL | ながぬー #JzFna1A6 [ 編集]


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