小倉沙耶のやわやわ日和
鉄道アーティスト小倉沙耶の、マイペースな鉄生活ブログ。
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小倉沙耶/こくらさや

Author:小倉沙耶/こくらさや
鉄道アーティスト・都市交通政策技術者・ブライダルトレインMC/プランナーの小倉沙耶です。
デビューしていつの間にやら12年。話す仕事や書く仕事など「鉄道に関わる全ての人がいつも笑顔でいられるお手伝い」をモットーに、鉄道に関わる様々な活動をしています。
どうぞよろしくお願いします。
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地域と公共交通をつなぐ
今日は、私が所属しているNPO法人「鉄道利用者会議(鉄道サポーターズネットワーク)」の定例会へ出席してきました。

今年度のキーワードは「地域と公共交通をつなぐ利用者会議」。
私が観光大使を務めている明知鉄道では、幸いにして両者がしっかりと手を繋いでいますが、そうでない地域、そうでなかった地域も少なくありません。

今回、定例会後に続けて開催された勉強会では、残念ながら2008年3月に廃線となった三木鉄道の元職員でいらした宗平さんをお招きし、様々なお話を伺いました。

廃線が決まった時、宗平さんは、地域で反対運動が起きるかもしれないと思ったそうです。
しかし、そういった団体は現れなかった・・・個人での意見は多々ありましたが、それをまとめる組織がなかったため、意見の吸い上げができなかったとのこと。
それを目の当たりにし、地域と三木鉄道との繋がりが切れたように思ったと仰っていました。


以前、三木鉄道で最後の鉄道部長を務められた斎藤さんがいつも仰っていたのが
「鉄道は地域の宝」
ということ。
三木鉄道廃止賛成派の市長さんが当選し、繋いていた手を放されてしまった瞬間、鉄道部長さんは猛反対しました。
鉄道は地域の宝だということが理解されなかったのが、とにかく悔しかったと、何度も言われていました。
最終日に
「明日からここの地価は下がるんだ。もう鉄道が走らない」
と、涙を溜めながら仰っていた姿が忘れられません。


高速道路割引・無料化などの影響で、自社努力だけではどうにもならず、助けを求めている地域の宝・・・鉄道がたくさんあります。
そんな中、一生懸命に握っている手が今にも振りほどかれてしまいそうな鉄道があるのも事実。
もう一度しっかりと両者を結び続けるために、これからも活動していこうと思います。

この記事に対するコメント
三木鉄道の件とか
そのように鉄道の必要性を認めない地域住民は、きっと、「あんな、高いしのろいし、ちっとも快適じゃないし、好きなタイミングに好きな場所に行くこともできない乗り物なんて、使うに値しない。過疎化や不景気で暮らし向きも苦しいのだし、そんな過去の遺物残すのに税金なんて投入してほしくない。鉄道なんてなくなったって全く不自由しないね」と考えていることでしょう。

そのような人たちの支持のもと、昨今の地方公共交通の撤廃や、高速料金の割引といった政策が行われているものと思います。

果たしてそんな彼らが鉄道の真価を実感する日が、果たして来るのでしょうか? わたしは来ないだろうと、ほとんど絶望してますが。
【2010/12/18 19:24】 URL | ほのおちゃん #L9s05DP. [ 編集]


今は車を不自由なく使えても、
いつか使えなくなった時に、
日常生活をどうされるのか、
車の礼賛派に問うてみたいですねw
【2010/12/18 21:20】 URL | 北ポ #- [ 編集]

微力ながら
普段鉄道を利用する機会が殆ど無い小生ですが、週末の湊線を始め、たまに鉄道やバスを利用してノンビリ車窓を眺める事で「気分転換」を図っております。
では。
【2010/12/18 22:53】 URL | 水浜軌道 #- [ 編集]

難しい問題ですね…
実際には車がないと成立しない生活を送っているので、鉄道は好きながらなかなか乗らない・乗れないのが実情です。
正直に申し上げれば、あくまでも地域制・採算性をもって判断する必要もあるだけに、趣味や興味だけをもって声高らかに存続!とだけ叫ぶのはどうだろうか、という思いがあるのも確かです。

ただ、車ではなかなか困難な、定時性や大量輸送性、それをどれだけ評価できているか、逆に言えば、それをどれだけ周知・浸透させられるかというのが、1つの課題・鍵なのだsと思います。
実際に、いざ自分が車が乗れない状態に陥ったら?と考えると、ほぼ公共交通機関が壊滅している(=農村部なので車が必須、すなわち“自前の足”が普及しすぎて事実上排除されている)自分の地域に対して恐ろしさを感じます。

サービスとビジネス、どこかで相反しつつもある部分では密接につながる可能性を持った部分だけに、本当に難しいところですね…。
【2010/12/18 23:27】 URL | あいち #- [ 編集]

鉄道は街を築く礎
自分は廃線跡を色々と見て来ましたが、鉄道を廃止して駅が無くなる事で、その駅から発展した商店街などが、まず先に大打撃を受けて消えてしまうようです。
例として岐阜県関市の商店街は数十軒あった商店が美濃町線廃止に伴い2年後には、ほぼ壊滅状態です。
代替バスはありますが、沿線の人々が他の都市や他の鉄道駅へ行くのに利用されても、他の土地の人が廃線跡の商店街などにバスで行く事は、まず有りません。
経済活動の場を失い、雇用が減少した土地に、発展は考えられません。
こうした街の廃墟は北恵那鉄道の下付知や豊鉄田口線の三河海老、他にも各地に存在してます。
鉄道は、その地域に土地感がない人でも気軽に利用できる交通手段、必ず駅で乗降するので商業が発展しやすいですね。
自動車は自由に何処でも行けて便利ですが、小さな店がひしめく商店街は素通りなのが現実、経済活動の拠点(焦点)が定められなくなるみたいです。
鉄道廃線跡に行くと地方の街が崩壊して一集落にまで縮小する姿が多数、見受けられますよ。
【2010/12/19 09:06】 URL | 廃線バイシクル #- [ 編集]


私も車が無いと厳しいものがあります(地方なので)
しかしながら、本数少ないながらも何とか鉄道で通勤しています。自宅から駅まで、駅から職場までは徒歩なので、運動不足解消にも一役??
でも、朝の通勤通学時間帯でも3両編成でもガラガラ・・・先行き不安です。
【2010/12/19 21:17】 URL | Hama #- [ 編集]

福井の例
私が書くのもおごがましいですが…

京福電鉄越前本線が存廃の俎上にあがったころ、「あんな電車を残してどうする」と廃止を訴える層の方が多かったそうです。

ところが、二度の事故を機に運行が停止されると、九頭竜川沿いの国道が大渋滞。ふだん40分で走れる勝山→福井市内が朝夕は2時間超えとなり…
「渋滞がかなわんから何とかしろ」となり、えちぜん鉄道として存続となったのは周知のとおり。

…あの運行停止は、皮肉にも「地方の都市近郊で電車がなくなったらどうなるか」の社会実験になってしまったようです。

三木鉄の場合、不幸だったのは「三木鉄が廃止になっても困らない」交流実態にあったことでしょう。高校の学区も人の往来も神戸電鉄沿線を向いている(三木→加古川が「学区外」)ので。
その神戸電鉄も最近は下降線。地元に詳しい方によれば、三宮へのバスや、西神中央駅へクルマという流れにかわってるのだとか…

まぁ、不謹慎な言い方かも、ですが、鉄道を潰した結果として街が寂れたとしても、それを覚悟で線路潰したんだから地元の自己責任でしょう。そうした多数の実例を知り得るのですから(岐阜市も寂れた典型例と解しています)。

高速無料化云々との関係は、
・CO2削減の国際公約(外国からはそう見られている)と矛盾し、環境案件における国際会議で日本の発言力を弱めるものとなる。
・無料化で800億円、それでダメージを受ける公共交通の対策として400億円を使うので、つごう1200億円の「ムダ遣い」である。
の二点を問題視されるべきでしょうね。

長文すんません。
【2010/12/21 10:19】 URL | あるぷす1号 #QBwl7.zw [ 編集]


日本は先進国の中では恥さらしな国だと思います。鉄道やバスを必要としている人の意見を無視し、二酸化炭素を排出して地球を温暖化させる自家用車(笑)の利用を増やすだけの独裁的・前時代的な政策ばかり。ヨーロッパでは大都市圏を中心に「マイカー(笑)は時代遅れで恥ずかしい乗り物」という考えに基づいた政策をしているのに、日本はそれを全く見習おうとしない。これでは日本が国際社会でのけ者にされるのは無理はないでしょう。公共交通が不便な地域でも、自家用車がなくてもある程度普通に生活できるようにするためのアイディアを出そうとすらしない日本は、先進国として終わっているとしかいいようがないですね。
【2010/12/24 13:20】 URL | 世界の恥=日本 #- [ 編集]


私も世界の恥=日本さんの意見に賛成です。今の日本の公共交通を取り巻く環境は、「電車やバスに乗るか、クルマに乗るかは個人の自由」とか「クルマがないと生活できない」とか、のんきで甘ったれたことを言っていられない状況にあると思います。この状況を改善しようと思ったら、今の「無法地帯同然の民主主義」体制を見直し、「公共交通至上主義」「地球環境至上主義」に改めなければと思います。地球環境や人々の健康に悪影響を及ぼすものは、個人レベルのどうでもいい事情を無視して徹底的に排除することこそが、本当の意味での「人道主義」ではないかと思います。
【2010/12/25 21:09】 URL | インターナショナル #- [ 編集]


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